遺品整理の進め方を7ステップで完全解説
「遺品整理の進め方は?」「遺品整理を進める際の注意点は?」
本記事では、遺品整理の進め方を7つのステップに分けてわかりやすく解説していきます。遺品整理を進める際の注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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遺品整理の進め方7ステップ
遺品整理の進め方をまとめると、以下の通りです。
大きく7つのステップに分けられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
参考:遺品整理とは何か、費用や時期について解説
STEP1:遺品整理のスケジュールを決める
遺品整理を進めていくなら、最初にスケジュールを決めましょう。遺品整理はやるべきことが多く、すべて片付け終わるまでにかなりの時間を要します。
遺品整理の大まかな流れをまとめると、以下の通りです。
- 遺言書を確認する
- 親族に遺品整理を行う旨を連絡する
- 遺品整理を行うための準備をする
- 遺品と不用品を分けていく
- 遺品を分配する
- 不用品を処分する
遺品整理にかかる日数は、遺品の数や故人が住んでいた場所によって変わります。故人の家が遠方にある場合、すべて終わらせるまでに1ヶ月かかる場合もあります。
遺品整理について49日前後など親族が集まりやすいタイミングでやるべきことを確認し「いつまでに終わらせるか」を一緒に話し合いましょう。
STEP2:遺言書やエンディングノートの確認
遺品整理を始める前に、遺言書やエンディングノートがあるかの確認もしておきましょう。遺言書には法的拘束力があり、故人の相続に関する意思が書いている場合もあるので事前の確認が必要不可欠です。
遺言書は主に以下の種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
自筆証書遺言 | 本文を自分で作成した遺言書 |
公正証書遺言 | 公証人に作成してもらった遺言書 |
秘密証書遺言 | 内容を秘密にしたまま、存在だけを公証役場で認証してもらう遺言書 |
「自筆証書遺言」や「秘密証書遺言」の場合、遺言書の偽造や変造を防止するためにも家庭裁判所の検認が必要です。検認をせず、勝手に遺言書を開封すると罰則が発生するので注意しましょう。
また、エンディングノートは法的拘束力がないものの、故人の意向が書かれているため確認しておくことが大切です。
STEP3:親族に遺品整理を行う旨を連絡
遺品整理を進める前に、親族への連絡もしておきましょう。親族によっては口約束で遺品の相続を決めているケースも多く、後々トラブルになる可能性もあります。
トラブルを避けるためにも、遺品整理を行う旨を事前に伝えておくことが大切です。遺品整理をいつ行うのか、どれくらいのペースで進めるのかなどを伝えておきましょう。業者に依頼する際は、遺品整理業者の選び方などを親族で話し合って決めることがおすすめです。
また、状況によって故人の友人などへの確認が必要となるケースもあります。故人と仲の良かった友人がいた場合、形見分けを希望している場合もあります。故人の友人へ連絡をとり、遺品の形見分けが必要か確認をしましょう。
STEP4:遺品整理に必要なものを準備
次に、遺品整理に必要なものを準備していきましょう。遺族や親族で遺品整理をする場合や業者に依頼する場合でも、遺品の仕分け作業をしなくてはいけません。
スムーズに仕分けをするためにも、以下の道具を準備しておく必要があります。
- 段ボール
- ゴミ袋
- ガムテープ
- ビニールテープ
- 輪ゴム
- ロープ
- マジック
- 懐中電灯
- ハサミ、もしくはカッター
- プラス・マイナスドライバー
- 軍手
- メモ帳
遺品整理を進める際には、汚れても良い服や動きやすい靴などで作業を進めることがおすすめです。また、状況に合わせてヘルメットを用意しておけば、安心して遺品整理を進められます。
たくさんの遺品を外に運び出す場合は、大型のトラックを用意しておくのも良いでしょう。
STEP5:遺品を仕分けする
次に、大切な遺品を仕分けしていきます。故人の友人や遠方の親族から遺品の捜索を依頼されている場合、遺品整理で捨ててはいけないものを事前に把握しておきましょう。
仕分けは、以下のように種類別で分けるのがおすすめです。
- 相続品
- 形見として保存するもの
- 売却するもの
- 処分(寄贈)するもの
ブランド品や貴金属、骨董品や家具・家電は高価なものが多いことから、相続品として扱われます。中には資産価値の高い遺品が含まれるケースも多く、相続税の対象になる場合もあるので仕分ける際には注意が必要です。
たくさんの遺品で溢れかえっている場合、それぞれビニールテープで色分けしておけば把握しやすくなります。どうしても必要な遺品だけを残しておき、いらないものは売却、もしくは処分をしましょう。
STEP6:遺品を親族へ分配する
仕分けをした後は、相続品や形見などの遺品を親族や故人の友人に分配していきましょう。親族や友人の意向を聞きながら、遺品の寄贈を行っていきます。
ただし、遺言書やエンディングノートにて遺品の分配方法が書かれている場合、その通りに従わなくてはいけません。遺言がない場合も、遺品を売却して得たお金を平等に分配することもあります。
専門の買取業者に依頼すれば、不用品だと思われる遺品も買い取ってくれるケースも少なくありません。親族とのトラブルをなくすためにも、金銭に変えられるものは売却し、得たお金を平等に分けていくことが大切です。
参考:衣類の遺品整理の方法や確認することを解説
STEP7:不用品処分・遺品買取をする
遺品の中で売却できないものや相続しないものがあれば、処分をしていきましょう。ゴミが大量に残っていたり再利用できる遺品があれば、業者に依頼することで処分してくれます。
依頼すべき業者をまとめると、以下の通りです。
- リサイクルショップ
- 不用品買取業者
- 遺品整理業者
いらなくなった遺品を回収してくれるだけでなく、買取をしてくれる遺品整理業者もあります。特に、遺品整理業者であればゴミの処分と遺品の買取を同時並行で行ってくれるので、最もおすすめです。
自分達だけで全ての遺品を処分するのは、困難を極めます。業者の力を借りることで、スムーズな片付けが見込めるでしょう。
参考:遺品整理を自分でする際の方法や注意点を解説
遺品整理の進め方に関する注意点
遺品整理を進める際は、以下の点に注意しましょう。
- 家電などの遺品は分配を決めておく
- 大切な遺品を処分しないよう細心の注意を払う
- 不用品の処分方法を間違えない
それぞれ詳しく解説していきます。
家電などの遺品は分配を決めておく
故人が所有していた遺品は、基本的に全て相続品として扱われます。貴金属や美術品以外は資産性が低いことから、遺産分割協議の対象にならないことが多いです。
パソコンや洗濯機、テレビなど使用すれば劣化する遺品は、資産性がないものとして扱われます。そのため、遺産分割協議の対象にはならないことが多いので、早めに分配を決めておくことが大切です。
例えば、遺産分割協議書に何を相続するのか記載をしておけば、トラブルを未然に防げるでしょう。また、あらかじめ誰が相続するかを決めておけば、スムーズに遺品整理が行えます。
大切な遺品を処分しないよう細心の注意を払う
遺品整理を行う際には、大切な遺品を誤って処分しないように細心の注意を払いましょう。金銭的価値のある遺品はもちろんのこと、預金通帳や重要な契約書などを勝手に処分するとトラブルに発展する可能性が高いです。
例えば、貴金属や美術品、最新家電などは資産価値が十分にあります。資産価値のある遺品は相続財産として扱われるため、相続人に相談をして処分方法を決めなくてはいけません。
しかし、誰にも相談せず売却・廃棄処分をしてしまった場合、法律違反として扱われる場合もあります。最悪の場合、訴訟などのトラブルに発展する可能性も十分にあるのです。
そのため、相続する人が決まっている遺品は、細心の注意を払って処分方法を決めていきましょう。
不用品の処分方法を間違えない
不用品を処分する際には、必ず自治体の決まりに沿った形で行うようにしましょう。ルールを守らずに処分すると不法投棄となり、法令違反になるので注意しなくてはいけません。
ゴミの分別方法は各自治体によって異なるので、住んでいる地域の自治体に確認をする必要があります。不用品を処分する際には、ゴミ集積所の指定日をチェックして、日程に合わせて捨てていきましょう。
特に一軒家の遺品整理などでもし処分する遺品の量が多い場合は、ゴミ処分場に持ち込みをするのがおすすめです。車にて処分品を積んで持ち込みをすれば、その場で引き取りをしてくれます。
ただし、中にはゴミの持ち込みを受け付けていない自治体もあるので、利用前には必ず確認をとるようにしましょう。
遺品整理の進め方に関するよくある質問
ここでは、遺品の進め方に関するよくある質問に回答をしていきます。
- 遺品整理はいつから開始すべき?
- 遺品整理は誰がすべき?
遺品整理はいつから開始すべき?
一般的に、遺品整理は以下のタイミングで開始すべきです。
- 四十九日法要を終えて落ち着いたとき
- 公共機関への手続きを終えた後
- 葬儀を終えた直後
- 相続税が発生する10ヶ月以内
- 気持ちの整理がついた後
遺品整理を行うタイミングに明確な決まりはなく、精神的に落ち着いていないのであれば無理に急ぐ必要はありません。しかし、故人が亡くなった日から10ヶ月以内に相続税の申告をしておかなくては、延滞税がかかります。
そのため、いつから遺品整理を開始していつまでに終わらせるのかあらかじめスケジュールを立てた上で取り組むのがおすすめです。
遺品整理は誰がすべき?
遺品整理は、基本的に故人の子どもや兄弟などが行います。もし相続人に該当する親族がいるなら、一緒に遺品整理を手伝うのが一般的です。
しかし、故人が一人暮らしをしていて遺族や親族がいない場合、亡くなった後の遺品整理は連帯保証人が行います。他にも、賃貸物件で一人暮らしをしていた人が亡くなった場合、賃貸の管理者や所有者が遺品整理を行う場合もあるので注意が必要です。
複雑な遺品整理は業者に任せるのもおすすめ
遺品整理は故人の大切な遺品を処分することから、体力的にも精神的にも辛く感じることが多々あります。勝手に処分をしてしまうと親族間でトラブルが起きる可能性もあるので、慎重に進めなくてはいけません。
もし「遺品整理を進めるのが大変」と感じるなら、遺品整理業者にお任せするのもおすすめです。遺品整理業者を利用すれば、遺品の仕分けから不用品の処分・売却も業者がすべて代行してくれます。
業者によっては遺品整理士といった資格をもつ、遺品整理のプロも在籍している業者もあるので安心です。遺品整理の料金相場は遺品の量や作業時間で決まるため、まずは気になる遺品整理業者を選びましょう。また、遺品整理の無料見積もりを依頼することもおすすめです。
参考:遺品整理業者とのトラブル例を解説
遺品整理の進め方はミライルまごころサービスへご相談ください
遺品整理を始めるのであれば、事前に進め方を把握しておくことが大切です。正しく遺品の仕分け・分配・処分をしていけば、スムーズな片付けが見込めます。
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