初七日までしてはいけないことを紹介｜初七日まで食べてはいけないものも解説
故人が亡くなって初七日までしてはいけないこと、すべきことはあるのか？と気になったことはありませんか。実は神社参りや正月のお祝いなどは、初七日までにしてはいけないと言われています。また初七日までにやるべきこととして、法要の準備や遺品整理などが挙げられます。
初七日までに遺品整理をしたいけど、初めてのことでわからないことも多いですよね。また遠方にお住まいの方であれば、なるべく早めに遺品整理士をやっておきたいという方も多いはずです。
本記事では初七日までしてはいけないことや、初七日までにしてほしい遺品整理について紹介します。記事を読むだけで、遺品整理をする理由や方法、遺品整理に関する注意点などがわかります。
初七日までに遺品整理をしたいけど、どうしたらいいのかわからない方は、24時間365日対応可能なミライルまごころサービスにご連絡ください。プロの遺品整理士が親切・丁寧にご対応させていただきます。
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初七日とは？数え方と合わせて紹介
初七日とは、「故人が亡くなってから7日目」という意味合いです。
全国的に亡くなった日を1日目としていますが、関西地方では亡くなる前日を1日目と起算している場合もあります。住んでいる地域の風習によって考え方は異なり、呼び方も「しょなのか」や「しょなぬか」など、地域によってさまざまです。
人が亡くなった後、本人の霊が49日間は現世を彷徨うと考えられています。そのため遺族が7日間ごとに、成仏できるよう祈ることが昔からの習わしでした。
また、初七日法要とは故人が亡くなった後で1番最初に執り行われる法要です。49日間がたつと極楽へ旅立つと言われていることから、四十九日法要が行われます。
参考：遺品整理は49日前でも問題ない？いつから遺品整理すべきか紹介
初七日までしてはいけないこと
初七日までしてはいけないことをまとめると、以下の通りです。
- 神社へのお参り
- 正月のお祝い
- 結婚式の開催・参加
- 学校行事以外のプライベートな旅行
仏教では四十九日を「忌明け（きあけ）」と呼び、四十九日法要をもって遺族は喪に服していた期間を終えます。また、一周忌までは喪中とされており、初七日までではなく「四十九日」「一周忌」まで避けるべき行動もあるため注意が必要です。
以上の点を踏まえて、初七日までしてはいけないことの詳細を解説します。
神社へのお参り
故人が亡くなってから初七日まで、神社へのお参りは避けたほうが良いでしょう。故人が亡くなってから四十九日間は忌中期間でもあるため、外に出ず身を慎む心がけが必要です。
また、神道の初七日は「服忌（ぶっき）」と呼ばれています。「服」は故人への哀悼の気持ちを表し、「忌」は祀りに専念する期間という意味合いです。
四十九日が明けた忌明けからであれば、神社へお参りに行っても問題ありません。
正月のお祝い
正月は神社へ参拝したり家に飾り付けを行うのが一般的ですが、一周忌が過ぎるまでは避けましょう。一般的に、忌中や喪中期間はお祝いごとを行ってはいけないとされていて、正月のお祝いも同様です。
また年賀状も同様で、一般的には喪中ハガキを送ります。他にも、新年の挨拶として「おめでとうございます」という挨拶は控えることが大切です。
正月に入って挨拶する際には、「昨年はお世話になりました」「今年もよろしくお願いします」などの挨拶が良いでしょう。
結婚式の開催・参加
結婚式は祝い事（慶事）として扱われるため、結婚式の開催や参加は避けましょう。忌中や喪中期間は、お祝いごとを行ってはいけないとされています。
すでに開催する日程が決まっている場合、日程をずらすなどの調整が必要です。また、結婚式の欠席が難しい場合は、遺族や親族に相談をしてから参加するかを決めましょう。
学校行事以外のプライベートな旅行
プライベートの旅行は「遊びに行く」というイメージが強いため、初七日までは避けるべき行為と言えます。初七日は故人が極楽浄土へ行けるか判断する日でもあるため、イベント行事は避けるべきです。
ただし、学校行事や仕事などどうしても避けられない旅行の場合は要検討です。もし日程の調整が可能であれば、一緒に旅行へ行く人と相談をして日程をずらすか決めると良いでしょう。
初七日までに何をするか
初七日までしてはいけないことがある一方で、初七日までにすべきこともあります。まとめると、以下の通りです。
- 遺族への連絡
- 法要の準備
- 遺品整理
それぞれ詳しく解説します。
遺族への連絡
葬儀とは別の日程で初七日法要を行う場合、遺族への連絡を忘れてはいけません。詳しい日程や時間、初七日法要が執り行われる場所を初七日までに伝える必要があります。
また、連絡する際には四十九日法要や一周忌など、節目となる法要の日程も伝えましょう。早めに伝えることで、遺族も日程を調整しやすくなります。
地域によっては遺族だけでなく、故人の友人や勤務先の人に連絡する場合もあるため注意が必要です。
法要の準備
故人が亡くなってから7日後に法要を行う場合、初七日法要の準備を行いましょう。返礼品やお弁当の手配、僧侶への連絡などやることは多岐にわたります。
ただし、近年は葬儀が終わった後、そのまま法要を執り行う「繰り上げ初七日法要」が一般化してきました。葬儀が終わった後に法要を行う方が、遺族や親族と今後のことを話す機会を設けやすいことから定着したのです。
住んでいる地域によって初七日法要を執り行うタイミングは異なるため、注意しましょう。
遺品整理
葬儀とは別日に初七日法要を行う場合、遺品整理についても考える必要があります。初七日までに遺品整理を進めることで、部屋だけでなく心の整理もつけられます。
大切な人が亡くなった後は、心の整理がつかず「何も考えられない」という人も多いです。しかし、遺品と向き合い過去の想い出を振り返れば、少しずつ現実を受け止められます。
現世を彷徨っている故人の心残りがないように、遺品を整理することも大切です。
参考：遺品整理はいつから始めるべき？おすすめの時期を紹介
初七日までに遺品整理をするべき理由
初七日までに遺品整理をするべき理由をまとめると、以下の通りです。
- 遺族が勝手に遺品を処分してしまう可能性がある
- 相続税の算出をすることができる
- 見知らぬ債務に気づける可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
遺族が勝手に遺品を処分してしまう可能性がある
初七日までに遺品整理を進めていない場合、遺族が勝手に大切な遺品を処分してしまう可能性があります。初七日までの間、遺族は昔の写真や故人の遺品を見て想い出に耽ることが多いです。
しかし、中には「この遺品は必要ないだろう」と勝手に処分してしまう人もいます。基本的に遺品は遺言書に書かれていない限り、1人の判断で勝手に処分してはいけません。
勝手に遺品を処分してしまうとトラブルの元になるため、早めに遺族と相談することが大切です。
相続税の算出をすることができる
早めに遺品整理を行うことで、相続税の申告ができます。相続税申告書の提出期限は故人が亡くなってから10ヶ月以内と定められており、期限を過ぎると税金の控除を受けられなくなるため注意が必要です。
もし期限を過ぎると、税金の控除が受けられないだけでなく延滞税を支払わなくてはいけません。初七日までに相続税の申告に必要な資料をすべて準備するのは困難ですが、早めに準備を進めておくことが大切です。
参考：相続放棄する時の遺品整理の注意点について解説
見知らぬ債務に気づける可能性がある
初七日までに遺品整理を進めていけば、見知らぬ債務に気づける可能性があります。
例えば、故人が賃貸物件に住んでいた場合、遺品整理を終わらせない限り家賃の支払いが発生し続けます。もし先延ばしにしてしまうと、延滞した分の家賃が発生するため注意が必要です。
また、遺品整理を延期し続けていると、公共料金や月額利用サービスの支払明細書に気付かない場合もあります。不要な料金を支払い続ける結果となるため、初七日までにある程度の遺品整理を進めておくことが大切です。
初七日までに遺品整理をする際の注意点
初七日までに遺品整理をする際には、以下の点に注意しましょう。
- いきなり全てを整理しすぎない
- 捨てるか迷う場合は一旦置いておく
- 1人で難しい場合はプロに頼む
それぞれ詳しく解説します。
いきなり全てを整理しすぎない
遺品整理を進める際には、いきなり全ての遺品を整理しすぎないようにしましょう。遺品を処分するか大切に残しておくかどうかは、遺族や親族に相談してから決める必要があります。
相談もせず勝手に処分をしてしまうと、親族トラブルに発展する恐れもあるため注意が必要です。また、大切な遺品を片付ける作業は、肉体的にも精神的にもかなりの負担を伴います。
遺品整理を終わらせる時期に明確な決まりはないため、余裕をもった状態で作業に取り組みましょう。
捨てるか迷う場合は一旦置いておく
遺品整理を進める中で、捨てるべきか迷ったときは一旦処理せず残しておきましょう。故人との思い出ある品物であれば、なかなか処分には踏み切れないものです。中には遺品整理で捨ててははいけないものもあるため、慎重に遺品整理を進める必要があります。
初七日までに処分する必要もないため、一旦保留にしておき数ヶ月後に残すか処分すべきかを決めましょう。どうしても判断に迷った際には、遺族や遺品整理の業者に相談するのが得策です。
業者には遺品整理のプロが在籍しているため、過去の事例から適切な処分方法を教えてくれます。
参考：おすすめの遺品整理業者の選び方を紹介
1人で難しい場合はプロに頼む
1人で遺品整理を進めるのが難しい場合、専門のプロに依頼することも検討しましょう。遺品整理のプロに依頼することで、スムーズな片付けが期待できます。
また、業者によっては遺品取り扱いのプロである遺品整理士が在籍しており、具体的なアドバイスを貰うことも可能です。遺品整理士とは遺品整理士認定協会が認めた資格保有者で、遺品整理のあらゆる知識を保有しています。
遺品整理は必ず自分1人で行うものでもないため、プロの力を借りることも検討しましょう。
初七日までに行う遺品整理のご相談はミライルまで
初七日までに遺品整理を済ませたい場合、『ミライルまごころサービス』にお任せください。ミライルまごころサービスは関西を中心とした遺品整理業者で、遺品整理のプロが多数在籍しています。
サービスの特徴をまとめると、以下の通りです。
- いつでも予約受付中で迅速に費用の見積もりも可能
- 事前の仕分けなしでお任せ！遺品整理のほか現金買取や不用品回収も対応
- 遺品整理のプロが在籍しており初七日の対応についてもアドバイス可能
それぞれ詳しく解説します。
いつでも予約受付中で迅速に費用の見積もりも可能
ミライルまごころサービスでは、24時間365日いつでも電話やメールにてご予約を受け付けしています。遺品整理に関するご相談や、遺品整理見積もりなどの受け付けが可能です。
また初七日までに遺品整理をしたい場合などでお急ぎの場合、即日中に見積もりをご提示することが可能です。詳しいご用件などをお伺いしたうえで、遺品整理士の資格を持った担当者が親切・丁寧に対応いたします。
見積もりは自宅にお伺いしたうえでご提示させていただき、その場で見積もりの詳細もご説明いたします。もし自宅に伺うことが難しい場合は、電話にてざっくりとした見積もりをお伝えすることも可能です。気になる場合は、電話・メールにてお気軽にご連絡ください。
参考：遺品整理業者とのよくあるトラブル例
事前の仕分けなしでお任せ！遺品整理のほか現金買取や不用品回収も対応
ミライルまごころサービスでは、ご依頼者様が事前に準備することはほとんどありません。初七日までに遺品整理をしなければいけない場合、部屋が片付いていなくても、遺品整理士が丁寧に遺品を仕分けいたします。
また整理させていただいた遺品の中から、買取希望の遺品があれば買取することも可能です。その場で査定させていただき、現金で買取いたします。もし買取できない遺品であっても、不用品として回収いたしますのでご安心ください。
それから遺品整理や買取以外にも、特殊清掃も行うことが可能です。遺品整理と一緒に部屋の清掃を承ることも可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
遺品整理のプロが在籍しており初七日の対応についてもアドバイス可能
ミライルまごころサービスでは、遺品整理士の有資格者が在籍しています。遺品整理士とは、「遺品整理士認定協会」が認定している遺品整理に関する資格です。遺品の仕分け方や処分方法、相続に関する知識などを有しているため、安心して遺品整理をお任せいただけます。
また遺品整理士は初七日までにしてはいけないことなど、初七日までの対応についてもアドバイスすることが可能です。初めて葬儀を行う方や、初七日に関する知識がない場合でも、プロの遺品整理士がしっかりサポートいたします。初七日や遺品整理士に関する不明点があれば、すぐにご回答いたしますので、お気軽にご質問してください。
初七日に関するよくある質問
最後に、初七日に関するよくある質問に回答します。
- 初七日まで食べてはいけないものはあるか
- 初七日まで何をお供えするべきか
- 初七日までに自宅でやるべきことは何か
初七日まで食べてはいけないものはあるか
初七日当日の食事は、「精進落とし」と呼ばれる料理を食べます。精進落としでは、魚や肉などの生臭物が入っていない精進料理を食べるのが一般的でした。
しかし、近年は「初七日法要では葬儀でお世話になった人をもてなす」という考えが当たり前となっています。そのため、魚や肉の入った会席料理を出すことがほとんどです。
故人を偲びながら、ゆっくり落ち着いた会食を楽しむことが初七日法要での食事と言えます。
初七日まで何をお供えするべきか
初七日までのお供えは、主に葬儀に参列した人が準備を行います。定番のお供えをまとめると、以下の通りです。
- お菓子
- 果物
- お花
- 線香
お供物として不適切なものは、肉や魚といった生臭物です。他にも、ニンニクやニラといった匂いが強いものも不適切なため避けましょう。
お供えにかける平均的な相場は、3,000円〜5,000円程度となっています。相場以上のものをお供えすると遺族も気を遣うため、相場内で準備することが大切です。
初七日までに自宅でやるべきことは何か
自宅にて初七日法要を行う際には、葬儀が終わった後に自宅にて後飾り祭壇を飾るのが一般的です。後飾り祭壇とは段ボール製の祭壇に白い布をかけたもので、遺影や位牌、骨壷を配置します。
祭壇の両脇には花瓶に生けた花を準備しつつ、参列者からいただいたお供物をおきます。主に葬儀社が準備をしてくれますが、自分たちで準備をする事例も多いです。
後飾り祭壇は遺骨を一時的に祀るためのものになるため、納骨や埋葬が終わったら処分をしましょう。
初七日までしてはいけないことまとめ
初七日までにしてはいけないことは、神社へのお参りや正月のお祝い、結婚式の開催・参加や旅行などです。また一周忌までは喪中であるため、自粛するか日程をずらしましょう。
また初七日までにやるべきこととして、法要の準備や遺品整理があります。遺品整理を進めることで、勝手に処分されることなく、気持ちに整理をつけることが可能です。
もし遠方にお住まいなどで、初七日までに遺品整理をする必要がある場合は、ぜひミライルまごころサービスにご連絡ください。遺品整理のプロが遺品の仕分けやゴミの処理など、徹底してサポートいたします。
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