遺品の片付けのやり方を丁寧に解説!自分で始めるタイミングや遺品整理の費用相場も紹介
遺品整理の際に片付けるものがありすぎて手が止まってしまったり、感情的な整理がつかなかったりなどと、遺品の片付けを進められない方は実は多いです。
本記事では、遺品整理を進めやすくなる片付けの方法やタイミング、自分で片付ける際に注意すべきポイントなどについて解説します。
遺品のなかには相続などの死亡に関する手続きに必要なものも含まれており、できるだけ早めに片付けに取りかかることが望まれます。片付けが進みにくいと感じられたら遺品整理のプロに任せるのもひとつの方法です。
『ミライルまごころサービス』では遺品の片付けから清掃、不用品の回収・処分・買取までまるごと引き受けています。まずはお気軽にお問い合わせください。
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自分で遺品を片付ける場合の基本的なやり方を紹介
自分で遺品を片付けていく場合、以下の方法にて作業を進めましょう。
- 故人の死亡に関連する手続きはなるべく早めに済ます
- 親族で遺品の片付けの段取りについてよく話し合う
- 遺書や契約書類など、捨ててはいけないものと不用品を仕分けする
- 高値がつきそうな物や不用品は買取・引き取りを依頼する
- 遺品の片付け時に出たゴミは市区町村のルールに沿って処分する
それぞれ詳しく解説します。
故人の死亡に関連する手続きはなるべく早めに済ます
遺品整理を進める前に、故人の死亡に関連する手続きを早めに済ませましょう。故人の死亡が確認された後、さまざまな手続きが必要となります。
例をまとめると以下の通りです。
- 死亡届の提出
- 年金受給停止手続きの実施
- 介護保険資格喪失届の提出
- 住民票の世帯主変更届の提出
- 雇用保険受給資格者証の返還
- 国民年金の死亡一時金請求
- 葬祭費用・埋葬料請求
- 高額医療費の申請手続き
- 遺族基礎年金・遺族厚生年金の請求
手続きによっては複雑で時間がかかるものも含まれるため、早めに行うことが大切です。早期に手続きを完了させれば、遺族の精神的な負担を軽減できます。
親族で遺品の片付けの段取りについてよく話し合う
遺品整理を進める際には、親族で親族で遺品の片付けの段取りについてよく話し合いましょう。なぜなら、遺品整理を独断で行ってしまうと、相続問題を始めとする色々なトラブルが起きかねないためです。
遺品整理は、故人の遺された物品を整理・処分する作業になります。遺品の中には故人との想い出がつまったものも多く、親族間での意見の対立が起こることも多いです。
そのため、作業を開始する前に、親族全員でどのように進めるかの段取りを話し合うことが重要です。話し合いをすることでスムーズな作業が見込め、後々のトラブルを避けられます。
遺書や契約書類など、捨ててはいけないものと不用品を仕分けする
遺品整理の際、遺書や契約書類といった捨ててはいけないものと不用品は仕分けをしましょう。故人が残した遺品の中には捨てずに残しておくべきものが含まれます。
例をまとめると以下の通りです。
- 遺言書
- 現金
- 通帳
- 印鑑
- 身分証明書・保険などの契約書類
- 本人情報の記載のあるカード類
- 支払通知書
- 鍵
- 故人宛に届いた手紙
- デジタル遺品
- レンタル品
- 相続人が欲しがりそうなもの
- 美術品や貴金属
- 写真や賞状・記念品
重要書類に該当するものは死亡後の手続きに必要となるため、大切に保管しておく必要があります。一方、不要な物や壊れた物などの不用品は、適切に処分しなくてはいけません。
誤って大切な遺品を処分する恐れもあるため、的確に仕分けをして不用品は早めに処分しましょう。
高値がつきそうな物や不用品は買取・引き取りを依頼する
高値がつきそうな物を見つけたら、いきなり処分するのではなく買取・引き取りを専門業者に依頼しましょう。故人が残した遺品の中にはアンティークや美術品、ブランド品といった高値で取引される物品が含まれる場合もあります。
価値ある遺品を専門の買取業者に査定してもらえば、適切な価格での買取をしてくれる可能性が高いです。また、大量の不用品が出る場合は不用品回収業者に引き取りを依頼すれば、効率的に不用品を処分できます。
遺品の価値がわからずそのまま処分してしまった結果、金銭的に損をしてしまったという事例は多いため注意しましょう。
遺品の片付け時に出たゴミは市区町村のルールに沿って処分する
遺品整理の過程で出たゴミは、市区町村のゴミ処分ルールに従って適切に処分する必要があります。規則を守らず勝手にゴミを処分してしまうと、近所迷惑となる可能性が高いです。
例えば、奈良市のゴミ出しルールとして「燃やせるゴミの出し方」をまとめると以下の通りとなります。
引用元:燃やせるごみ|奈良市
- 食用油は布などにしみ込ませるか市販の固化剤で固めて出してください。
- 竹串などの鋭利な物は作業員がケガをしないよう紙などで包んで品物名を書いて出してください。
- ごみ袋は透明・半透明の45リットルまでの容量のごみ袋で集積場へ出してください。
地域によって、大型のゴミや特定の物品は別途の手続きや料金が必要となる場合もあります。そのため、事前に自治体のルールを確認し、適切な方法での処分を心掛けましょう。
感情の整理がついたときが最適な遺品の片付けタイミング
遺品整理のタイミングに決まりはありませんが、感情の整理がついたときがベストと言えます。
遺品整理は単なる物の整理だけでなく、故人との思い出や感情が絡むデリケートな作業です。故人の死を受け入れるには時間がかかることも多く、その間に遺品整理を始めると、精神的に辛いと感じるシーンも出てくるでしょう。
そのため、遺品整理を始める最適なタイミングは故人の死を受け入れて感情の整理がついたときと言えます。無理に早く始めるよりも、自分自身の心の準備ができたときに始めることで、スムーズに作業を進められるでしょう。
遺品を自分で片付けるのが大変だと感じたら専門の遺品整理業者に依頼するのも手
遺品整理が1人だと大変だと感じたら、遺品整理業者への依頼も検討しましょう。遺品整理は、故人の思い出や感情が詰まった物を整理する作業であり、心理的な負担が伴うことが多いです。
特に大量の遺品が存在する場合や故人の意向が不明確な場合、どこから手をつけてよいのか迷ってしまう可能性もあります。そんな時、専門の遺品整理業者に依頼すれば、スムーズな片付けが見込めます。
遺品整理へ依頼を検討する場合、1度『ミライルまごころサービス』にご相談ください。遺品整理士の資格を持つプロが丁寧に作業を進めます。
24時間365日いつでも対応しているため、ぜひお気軽にご連絡ください。
遺品の片付けで失敗しないために気を付けたいこと
遺品の片付けで失敗しないためにも、以下のポイントは押さえましょう。
- 相続や税金が関わる遺品は早めに法的な手続きを進める
- 遺品の片付け中に騒音がでることを近所の人に伝えておく
- 身内以外にも片づけを手伝ってもらうなら残すべき遺品は別で保管しておく
- プロに片付けを依頼するなら相見積もりをとって契約内容をよく確認する
それぞれ詳しく解説します。
相続や税金が関わる遺品は早めに法的な手続きを進める
相続や税金が関連してくる遺品を見つけたら、早めに法的手続きを済ませましょう。遺品の中には不動産や預金、株式といった価値あるものも多く、適切に手続きを済ませないとトラブルの原因になります。
また、価値ある遺品を相続する際には相続税や贈与税といった税金がかかる恐れもあり、手続きには適切な知識が必要です。他にも、相続人が明確でない不動産を放置してしまうと、物件の管理問題や近隣トラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、早めに専門家のアドバイスを受け、必要な手続きを進めましょう。
遺品の片付け中に騒音がでることを近所の人に伝えておく
遺品の片付けを始める前に、遺品整理中は騒音がでることを近所の人に伝えましょう。遺品整理の際には家具の移動や大量のゴミの搬出など、作業による騒音や振動が発生します。
そのため、遺品整理を進める前段階で、周辺住民へ作業の日程や内容を告知しておくと親切です。事前に近隣住民へ説明しておけば、予期せぬトラブルも避けられます。
また、平日の日中に作業であれば近隣住民に迷惑をかけるリスクも減るため、日中の片付けを検討しましょう。
身内以外にも片づけを手伝ってもらうなら残すべき遺品は別で保管しておく
親しい友人や知人といった身内以外にも遺品の片付けを頼む場合、残すべき遺品は別で保管しましょう。故人のプライバシーに関わるものや家族だけが知るべきものは、事前に別の場所に保管しておくことでトラブルを避けられます。
また、事前に別で保管をしておけば、故人の意向や家族の気持ちを尊重しながら効率的に作業を進めることが可能です。適切な管理を怠ると、大切な品物が親族ではない人に回収されたり誤って捨てられるリスクが高まります。
そのため、貴重品や重要書類といった残すべき遺品を見つけたら、早めに仕分けをして大切に保管しましょう。
プロに片付けを依頼するなら相見積もりをとって契約内容をよく確認する
遺品整理業者に遺品の片付けを依頼する場合、必ず複数社から相見積もりをとって契約内容を確認しましょう。業者によって料金やサービス内容にはバラつきがあるため、複数社から見積もりを取得する必要があります。
もし相場価格より高額な見積もりを提示する場合、悪徳業者の可能性が高いです。悪徳業者を選ぶと、キャンセル料を不当に請求されたり重要な遺品を処分されるといったトラブルが発生する恐れがあります。
そのため、相場に合わせて適正価格を提示しているかを確認しつつ、口コミや評判をチェックしましょう。
遺品を片付ける際に見つかりやすい意外と価値のある遺品リスト
遺品を片付ける際には、価値ある遺品が混ざっていないか確認しましょう。遺品によっては思いがけない価値を持っているものも多く、高値で買い取ってもらえる場合もあります。
例えば、遺品整理で買取できる代表的な遺品をまとめると以下の通りです。
- 貴金属・宝石類
- 着物
- 車
- パソコン
- ワイン
- 収集品
- 贈答品
- 腕時計
- カメラ
- ゴルフ用品
特に貴金属や宝石類、着物といった衣類は高値で買取される可能性が高いです。また、売れそうな遺品はまとめて買取に出せば、さらに高値で買い取ってくれる可能性もあります。
そのため、買取業者もしくは買取サービスを行っている遺品整理業者への依頼を検討しましょう。
遺品の片付けから清掃や不用品の処分・買取までミライルまごころサービスにまるごとお任せください
スムーズかつ正しいやり方で遺品を片付けたい場合は、ぜひミライルまごころサービスにおまかせください。遺品整理の専門家があらゆる状況に対応いたします。
特徴は以下の通りです。
- 遺品整理の専門家である「遺品整理士」の有資格者が在籍している
- 無料相談の申し込み・無料出張での見積もりがいつでもできる
- 部屋の清掃・遺品の買取・不用品の処分まで遺品整理が一括で完了
それぞれ詳しく解説します。
遺品整理の専門家である「遺品整理士」の有資格者が在籍している
ミライルまごころサービスは、遺品整理のプロフェッショナルである「遺品整理士」が在籍しています。遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が実施する厳しい試験に合格したことを証明する資格です。
遺品整理に関する深い知識と豊富な実務経験を持ち合わせているため、遺品整理に対する的確なアドバイスを提供します。他にも、遺品の発見から仕分け作業、不用品の処分まで遺品整理のプロが全面的にサポートします。
無料相談の申し込み・無料出張での見積もりがいつでもできる
ミライルまごころサービスは、年中無休・24時間無料相談を提供している遺品整理業者です。週末や祝日も含め、遺品整理に関する疑問や不安に対して、経験豊富なスタッフが迅速に対応します。
また、いつでも無料の出張見積もりが可能で、遺品の片付けを依頼した際の具体的なコストをその場で明確に伝えることが可能です。料金確定後の追加料金は一切なく、土日も祝日も平日と同じ値段で対応します。
部屋の清掃・遺品の買取・不用品の処分まで遺品整理が一括で完了
ミライルまごころサービスは、基本的な遺品整理に加えてその他の追加オプションが豊富です。例をまとめると、以下の通りです。
- 遺品整理後に行う部屋の清掃
- 特殊清掃
- 遺品の買取
- 不用品の処分
- 引越しサポート
ご依頼いただければ、遺品整理以外の作業も一括で行います。そのため、わざわざ他の業者に依頼する必要もありません。
一括でご依頼いただければ、総合的にかかるコストも安くなるためお得です。
遺品の片付け(遺品整理)をプロに頼む費用の目安|ミライルは業界最安レベル
ミライルまごころサービスは、遺品整理業者の中でも最安値にてサービスを提供しています。例えば、奈良市内の遺品整理業者の費用相場との比較表を以下にまとめてみました。料金相場については「みんなの遺品整理」を参考に、ミライルで独自の調査を行い算出したものです。
間取り | 1R・1K | 1DK | 1LDK | 2DK | 2LDK | 3DK | 3LDK | 4LDK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遺品整理の 料金目安 | 32,501円〜 | 60,750円〜 | 73,115円〜 | 98,131円〜 | 119,060円〜 | 145,975円〜 | 165,906円〜 | 200,408円〜 |
ミライルの 料金目安 | 25,000円〜 | 45,000円〜 | 54,000円〜 | 56,000円〜 | 80,000円〜 | 85,000円〜 | 140,000円〜 | 180,000円〜 |
ミライルの 作業時間 (人数) | 1時間〜2時間 (1名) | 1時間〜2時間 (2名) | 2時間〜3時間 (2名) | 2時間〜4時間 (3名) | 3時間〜5時間 (4名) | 4時間〜6時間 (4名) | 4時間〜6時間 (4名) | 7時間〜5時間 (5名) |
引用:みんなの遺品整理
※料金はすべて税込
遺品整理の料金は部屋の広さやスタッフの人数、遺品の量によって変動します。業者によっては作業中に追加料金が発生しますが、ミライルまごころサービスは一切発生しないため安心です。
遺品の片付け全般に関してよくある質問
最後に、遺品の片付けに関するよくある質問に回答します。
- 身内が孤独死した場合の遺品の片付けで気を付けるべきことは?
- 遺品の片付けにかかるお金をなるべく安く済ます方法は?
- 生前からできる工夫で遺品の片付けを少しでも楽にする方法はある?
- 遺品の片付けを業者に頼む時に注意することはある?
身内が孤独死した場合の遺品の片付けで気を付けるべきことは?
孤独死の場合、遺品の状態が通常とは異なる場合も多く、衛生的な問題や感染症のリスクも考慮しなければなりません。そのため、孤独死した身内の遺品の片付け時には以下の点に気を付ける必要があります。
- 早めの遺品整理を心がける
- 特殊清掃業者に依頼する
- 手袋やマスクを着用する
孤独死の場合、遺品の適切な消毒や部屋の清掃が必要となるため、専門業者へ依頼することが先決です。また、感情的な負担も大きいため、無理に片付けを手伝うのではなく業者に一任しましょう。
遺品の片付けにかかるお金をなるべく安く済ます方法は?
遺品整理にかかる費用を抑えたいなら、自分たちで遺品をある程度仕分けしましょう。貴重品や相続品を事前に分別し、遺品整理業者への依頼内容を減らしていけば費用を安くしたい場合に効果的です。
遺品整理で行う作業は、大きく分けて「仕分け」「処分」「清掃」の3つになります。少しでも安くしたいなら、自分でできる作業をリストアップしておくと良いでしょう。
また、複数の遺品整理業者から見積もりを取得し、最もコストパフォーマンスの良い業者を選ぶことも安くするための施策と言えます。
生前からできる工夫で遺品の片付けを少しでも楽にする方法はある?
遺品の片付けを少しでも楽にしたいなら、生前から以下の方法にて作業を進めておくことが大切です。
- 不要なものを早めに処分する
- 大切な物や思い出の品はラベルを付けて整理する
- 遺言書や貴重品の場所を家族に伝えておく
不要なものは定期的に処分し、大切な物や思い出の品はラベルを付けて整理しておくと、後の作業がスムーズに進みます。また、遺言書や貴重品の場所を家族に伝えておくことで、相続トラブルを避けることも可能です。
また、遺品整理業者に依頼すれば効率よく片付けができるでしょう。
遺品の片付けを業者に頼む時に注意することはある?
遺品の片付けを業者に頼む時には、以下の点に注意しましょう。
- 悪徳業者に注意する
- 見積もりの内容を確認する
- 業者の評判や過去の実績を確認する
- サービスの範囲やアフターサポートを確認する
業者を選ぶ際には、悪徳業者を選ばないように評判や過去の実績を確認することが大切です。また、契約内容や費用の詳細を確認し、不明点や疑問点は契約前に解消しましょう。
費用がかかるというデメリットもありますが、業者に依頼すれば作業がスムーズに進み身体的・精神的負担を軽減できます。
遺品整理の片付けに関するお悩み事はミライルまごころサービスへご相談ください
遺品の片付けは、大きく分けて「仕分け」「処分」「清掃」の3つの作業を行います。死亡関連手続きに必要な通帳や契約書類などを探しやすいよう、仕分けだけでも早めに取りかかりましょう。
遺品整理で出た不用品の処分は自治体のルールに従う必要があります。処分する物品ごとに特定の決まりが定められていますので、事前に確認しておきましょう。
清掃は遺品や部屋の状態によって、衛生面のリスクを考慮し特殊な清掃が必要になる場合があります。
『ミライルまごころサービス』では、遺品整理で相当な負担になる仕分けから清掃までの片付け作業をまるごとお受けしています。価値ある遺品の現金買取もしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。