一軒家の遺品整理の費用はいくら?相場の料金表や料金を下げる工夫も紹介
一軒家の遺品整理の費用をイメージできない方も多いでしょう。遺品整理の料金は主に部屋の広さで決まりますが、一軒家であれば、収納がアパートやマンションなどとは大きく異なります。費用を抑えたいのであれば料金相場を知っておくのが肝心です。
一軒家の遺品整理にも相場があります。料金を下げる工夫をすれば、お得に遺品整理を行えるでしょう。遺品整理を業者に依頼する場合の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
一軒家であれば先祖代々の品や、思い入れのある遺品なども残されている可能性があります。大切な遺品を整理するのですから、信頼できる業者選びが肝心です。
『ミライルまごころサービス』であれば、プロの遺品整理士が遺品に関するあらゆる悩みや疑問を解決します。一軒家の遺品整理にお悩みの際はぜひご相談ください。
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一軒家の遺品整理の費用相場・料金表
一軒家の遺品整理の費用相場をまとめると、以下の通りです。料金相場については「みんなの遺品整理」を参考に、ミライルで独自の調査を行い算出したものです。
間取り | 1R・1K | 1DK | 1LDK | 2DK | 2LDK | 3DK | 3LDK | 4LDK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
遺品整理の 料金目安 | 32,501円〜 | 60,750円〜 | 73,115円〜 | 98,131円〜 | 119,060円〜 | 145,975円〜 | 165,906円〜 | 200,408円〜 |
ミライルの 料金目安 | 25,000円〜 | 45,000円〜 | 54,000円〜 | 56,000円〜 | 80,000円〜 | 85,000円〜 | 140,000円〜 | 180,000円〜 |
ミライルの 作業時間 (人数) | 1時間〜2時間 (1名) | 1時間〜2時間 (2名) | 2時間〜3時間 (2名) | 2時間〜4時間 (3名) | 3時間〜5時間 (4名) | 4時間〜6時間 (4名) | 4時間〜6時間 (4名) | 7時間〜5時間 (5名) |
引用:みんなの遺品整理
遺品整理を業者に依頼する場合、家の間取りによって料金が明記されています。間取りが大きいほど遺品の量も多いと判断されるので、間取りが大きくなるほど料金も割高になるケースが多いです。
ただし、遺品整理の料金は間取りだけで決まるわけではありません。立地や作業人数、作業日によって変わる場合もあるので注意しましょう。
参考:遺品整理とは何か、費用や時期について解説
一軒家の遺品整理の費用の決まり方
一軒家における遺品整理の費用は、主に以下のポイントに合わせて決まります。
- 処分品の量
- 家の間取りや立地などの周辺環境
- 作業人数と期限
それぞれ詳しく見ていきましょう。
処分品の量
狭い間取りの一軒家の場合、料金は安くなる傾向にあります。しかし、間取りが小さくても一人暮らしの遺品整理などで処分する遺品が多い場合は、料金が上がることも多いので注意が必要です。
業者に依頼をするとトラックにて遺品を積み込みをしていきますが、積載量によって料金は変化します。そのため、以下の遺品が多い場合は高額になりやすいです。
- 大型の家具
- 重たい家電
- 粗大ゴミ
しかし、回収と一緒に買取を実施している遺品整理業者も存在します。買取できる不用品があるなら、依頼料金が安くなることも多いので確認をしておきましょう。
他にも、古いテレビやエアコンなどリサイクルできるものは、安く引き取ってくれる可能性があります。
家の間取りや立地などの周辺環境
家の間取りと一緒に、立地などの周辺環境によって料金が変わる可能性もあります。古い家の場合、遺品の搬出が難しい間取りとなっていることも少なくありません。
スムーズな作業が困難だと判断された場合、料金は高くなりがちです。他にも、都心部と山間部にある一軒家では相場と料金が異なることもあります。
山間部など僻地の場合だと、都心部から距離が離れていることから作業に取り掛かるまで時間がかかってしまうのです。往復の時間も考慮すると、追加料金を要求されることもあります。
また、庭や自宅前にトラックが横付けできるかも確認しておく必要があります。トラックを停められる場所が一軒家から離れすぎている場合、割高になる可能性が高いので注意しましょう。
作業人数と期限
部屋の数や遺品が多い場合には、その分作業工程が増えてしまいます。少人数では対応できないとなった場合、作業人数を増やすことで料金が割高になるケースも少なくありません。
また、賃貸契約をしている一軒家の場合だと、早めに遺品整理を済ませなくては無駄な賃貸料を払い続ける結果となります。もし業者に急ぎの遺品回収を依頼する場合、トラックが複数台必要になり人件費がかさむこともあるので注意しましょう。
一軒家の遺品整理費用を安く抑える方法
一軒家の遺品整理費用を少しでも安くしたい場合は、以下の方法を実践するのがおすすめです。
- 複数の業者に見積もり依頼を出す
- 極力自分で遺品整理する
- 買い取り業者を活用する
- 見積もり交渉するのもおすすめ
それぞれ詳しく解説していきます。
複数の業者に見積もり依頼を出す
少しでも遺品整理の費用を抑えたいなら、複数の業者にて見積もり依頼を出すことが大切です。遺品整理の費用は、依頼する業者によって大きく変わる場合があります。
遺品整理業者の中には悪徳業者も多く、見積もりの時点で高い金額を請求してくるケースも少なくありません。また、あまりにも安すぎる金額を提示してくる業者は、後ほど高い追加料金を請求してくる可能性が高いので注意する必要があります。
そのため、最低でも3社程度から見積もりをもらい、比較検討するのがおすすめです。遺品整理の料金相場に見合った業者を選ぶようにすれば、料金で後悔することはなくなるでしょう。
極力自分で遺品整理する
遺品整理業者への依頼料金を少しでも安くしたいなら、極力自分で遺品整理を行いましょう。遺品整理の料金は、遺品や不用品の量に比例して増えていきます。
逆に、遺品が少ないほど業者の作業量は減るので、可能であれば自分で処分して費用を安くするのがおすすめです。ただし、自分では片付けできないと感じるほどの遺品がある場合は、業者への依頼を検討しましょう。
ちなみに、遺品整理を業者に依頼する場合、すべておまかせにする必要はありません。一軒家の1部屋に遺品をまとめておき、1部屋分だけの遺品回収を依頼することも可能です。自分でいつから遺品整理を始めるべきかわからない方は、下記記事を参考にしてみてください。
買い取り業者を活用する
遺品整理にかかる費用を抑えるなら、買取業者を活用するのがおすすめです。買取業者であれば不用品の回収だけでなく、遺品整理において捨ててはいけないものの選別や買取も同時に行ってくれます。
例えば、以下の遺品は業者に依頼することで買取が可能でかつ高額買取をしてもらえる可能性が高いです。
- 高価な装飾品(ネックレスや指輪など)
- 美術品
- 骨董品
- 新品の家具・家電
- 趣味として集めていたアイテム
遺品の中にはお宝アイテムが眠っていることも多く、思わぬ金額で買取をしてくれるケースもあります。最近だとよう洋服や古本を専門で買取する業者も多いので、活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、遺品整理業者でも古物商許可証の免許があれば、遺品の買取も対応してくれます。
見積もり交渉するのもおすすめ
遺品整理業者に見積もり相談をする際に、金額の交渉をするのもおすすめです。良心的な業者であれば、顧客の要望に答えてくれるケースもあります。
例えば、見積もりの中に自分でできそうな作業がある場合は、自分でやる旨を伝えて見積もり交渉をしてみるのも良いでしょう。すべてを任せると高額になりがちですが、一部の遺品整理を自分たちで行うことで作業が減るので、料金が安くなります。
ただし、あまりにも大幅な値引きを提案された場合は、作業が雑になるといったリスクもあるため注意が必要です。他にも、他社の見積もりを見せて過度な値引き交渉をするのは、良心的な業者が離れる危険性もあるためおすすめしません。
一軒家の遺品整理を業者に頼む際の注意点
一軒家の遺品整理を業者に依頼する場合には、以下の点に注意しましょう。
- 訪問見積もりに対応している業者を選ぶ
- 遺品整理士など資格保有者がいるか
- その他のサービスがあるか確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
訪問見積もりに対応している業者を選ぶ
遺品整理を業者に依頼する場合は、かならず訪問見積もりに対応している業者を選びましょう。訪問見積もりを行ってくれる業者であれば、見積もり額と請求額のブレがほぼありません。親族が集まりやすい49日前後に遺品整理の見積もりを出してもらうのがおすすめです。
また、訪問見積もりであれば遺品の量がはっきりとわかることから、追加料金が発生しないので安心です。他にも、一軒家が都心部から離れていたとしても、業者によってはLINEビデオや写真見積もりに対応しています。
もし訪問見積もりを断る業者が出てきた場合、悪徳業者の可能性が高いです。電話での見積もりだけだと遺品の量が不明確となってしまい、後で追加料金を請求される場合もあるので注意しましょう。
遺品整理士など資格保有者がいるか
業者に依頼する場合、遺品整理にまつわる資格を保有しているかを確認しておきましょう。資格があるかどうかで、優良な業者かの判断材料になります。
確認しておくべき資格をまとめると、以下の通りです。
遺品整理士 | 遺品整理のプロであることを証明する資格 |
廃棄物収集運搬許可証 | 産業廃棄物の収集・運搬を行う場合に必要な資格 |
一般廃棄物収集運搬許可証 | 産業廃棄物以外の廃棄物の収集・運搬を行う場合に必要な資格 |
古物商許可証 | 古物営業法で定められている古物の売買を行う際に必要な資格 |
事件現場特殊清掃士 | 特殊清掃に対応できることを証明する資格 |
遺品整理の会社は、資格がなくても設立できます。資格を持っていない会社の中には悪徳業者が含まれるケースもあるので、依頼前に確認するようにしましょう。
その他のサービスがあるか確認する
遺品整理業者に依頼する場合、オプションサービスが豊富な業者であるかも確認しておきましょう。遺品整理以外のサービスも実施している業者を選べば、一社にまとめてお任せできるので大変便利です。
業者によっては、以下のオプションサービスを用意しています。
- 遺品の買取
- 遺品の供養
- ハウスクリーニング
- 解体作業
- リフォーム工事
業者によっては、仏壇や神棚などをただ回収するだけでなく、供養してくれるサービスもあります。一軒家であれば解体作業が必要になる場合もあるので、意向を叶えられる業者を選ぶのがおすすめです。
サービス内容は業者ごとに異なるので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
参考:遺品整理業者とのトラブル例を解説
一軒家の遺品整理依頼時の費用以外での業者選びのポイント
一軒家の遺品整理を業者に依頼する場合、費用以外のサービス面もチェックしておくことが大切です。料金だけで選ぶと、「スタッフの対応が悪い」「対応サービスが少ない」などの理由で後悔する恐れがあります。
そのため、以下の点にも着目しながら遺品整理業者を選ぶことがおすすめです。
- 遺品整理士などの資格保有者がいるかを確認
- 実績や口コミを確認
- 遺品買取など他のサービスの充実度を確認
それぞれ詳しく解説していきます。
遺品整理士などの資格保有者がいるかを確認
業者に依頼する前に、遺品整理士などの資格保有者がいるかはかならず確認しておきましょう。遺品整理士という資格は、優良企業かを判断する目安になります。
資格保有者がいれば、遺品整理の進め方やその他の疑問に答えてくれるので安心です。また、遺品整理士は知識だけでなく経験がないと資格の取得はできません。
経験豊富なスタッフがいることで、安心して遺品整理を任せられます。
実績や口コミを確認
遺品整理業者に依頼する際には、実績や口コミも確認しておきましょう。実績や口コミを見れば、信頼できる会社かすぐに判明します。
実績や口コミは、Googleマップの口コミサイトをはじめ、複数のサイトにて確認することが可能です。「会社名+口コミ」と検索すれば、さまざまな口コミを確認できます。
また、口コミを参考にする場合、複数のサイトを参考にするのがおすすめです。サイトによって良い口コミもあれば悪い口コミもあるので、細かくチェックして後悔をしないようにしましょう。
遺品買取など他のサービスの充実度を確認
遺品整理業者を選ぶのであれば、遺品回収以外のサービスが充実しているかを確認しておきましょう。オプションサービスが充実していれば、まとめて依頼できるので作業がスムーズです。
例えば、『ミライルまごころサービス』では遺品の買取と一緒に回収も行なっています。無料出張見積もりも行なっているので、依頼をする前に買取ができるかを聞くことも可能です。
業者によっては、遺品の回収のみを行っている場合も多いので注意しましょう。
一軒家の遺品整理の費用のお見積はならミライルまごころサービスへ
一軒家の遺品整理の費用相場や、費用を安く抑える方法を解説しました。一軒家の遺品整理を業者に任せる際は、信頼できる業者か確認するのが肝心です。いくら費用が安くても信頼できない業者であれば、依頼するのは避けたほうがいでしょう。
信頼できる遺品整理業者をご自身で見つけるのが難しい場合は、ぜひ『ミライルまごころサービス』にご相談ください。遺品整理のプロである遺品整理士が、遺言書や資産価値のある遺品を探すサポートも行います。
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