ゴミ屋敷を片づける順番は?片付け時のポイントや業者の選び方を解説
「ゴミ屋敷をなんとか自力で片付けたい」「どこから片付けるべきか順番がわからない」と悩む方は多いでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは根気のいる作業です。事前に片付ける順番を決めておき、効率良く作業を進めなければ、なかなか終わりません。
そのためには、まずゴミ屋敷のレベルを把握して、片付けるスペースを区切ることが大切です。
本記事では、ゴミ屋敷を片付ける際の順番について解説します。片付け時のポイントやおすすめの業者も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ゴミ屋敷を片づける前にやっておきたい3つのこと
ゴミ屋敷を片づける前にやっておきたい3つのことを紹介します。
- 片付ける部屋をスペースごとに区切っておく
- どこから片付けるかを決めておく
- 地域のゴミ処理方法を事前に調べておく
それぞれ詳しく解説します。
片付ける部屋をスペースごとに区切っておく
ゴミ屋敷の片付けを集中して行うには、片付ける部屋をスペースごとに区切っておくのがおすすめです。
ゴミを片付ける際は手当たり次第にゴミ袋へ詰めていっても、なかなか作業が進みません。
一方、片付ける部屋をスペースに分けることで、着実に片付いているという達成感が得られます。成果が目に見えるため、ゴミ屋敷の片付けを途中で挫折する可能性も低くなるでしょう。
また、片付いたスペースができれば、ゴミを分別するためのスペースも確保できます。
どこから片付けるかを決めておく
ゴミ屋敷を片づける際は、効率良く作業を進めるために片付ける順番をあらかじめ決めておくことが大切です。順番を決めず闇雲に片付けると、思ったように作業が進まない可能性があります。
片付ける順番を決める際は、各部屋の導線を確保するために玄関や廊下を一番最初にするのがおすすめです。玄関や廊下が片付けば、ゴミや不用品の搬出がスムーズに行えるようになります。
片付ける順番に優先順位をつけて、効率良く作業を進めるようにしましょう。
地域のゴミ処理方法を事前に調べておく
ゴミ屋敷を片づける際に出るゴミは、各地域のルールに従って処分する必要があります。ルールに従ってゴミを処分するために、各地域のゴミ処理方法を事前に調べておくことが大切です。
ゴミを処分する際は、地域によって分別するゴミの種類が細かく分けられている場合があります。事前に処理方法を調べておけば、ゴミ袋を用意する際にも役立つでしょう。
また、ゴミの収集日だけでなく、処理施設に大量のゴミを搬入できるのかも一緒に調べておくのがおすすめです。
ゴミ屋敷を片付ける際の6つの順番
ゴミ屋敷を片付ける際の順番は以下のとおりです。
- ゴミ屋敷の片付けに必要な道具をそろえる
- 害虫駆除を行う
- 玄関や廊下のゴミを片付けて導線を確保する
- 不用品と貴重品を選別する
- ゴミを処分する
- 部屋の中を清掃する
それぞれ詳しく解説します。
1.ゴミ屋敷の片付けに必要な道具をそろえる
事前準備を済ませたら、ゴミ屋敷の片付けに必要な道具をあらかじめそろえておきましょう。
ゴミ屋敷には、ホコリや害虫など健康を害する要素がたくさんあります。これらの要素をすぐに排除できるよう、あらかじめ片付けに必要な道具を用意しておくことが大事です。
必要な道具がわからない場合は、以下を参考にしてください。
- 軍手
- マスク
- 段ボール
- ガムテープ
- ビニール紐
- ゴミ袋
- 害虫駆除剤
- 掃除用具
また、大型のゴミを自分で処分する場合は、運搬用に軽トラックを用意しておくと便利です。
2.害虫駆除を行う
ゴミ屋敷の片付けを始めると、ゴミの下に潜んでいた害虫が出てくる場合があります。特に、生ゴミや食べ物を放置している場合は、ほぼ確実に害虫が発生しているでしょう。
片付けの最中に害虫が出てくると、モチベーションを下げる可能性があるので注意が必要です。ゴミ屋敷の片付けを本格的に始める前に、まずは害虫駆除を行ってください。
害虫駆除の際には、スプレータイプよりも燻煙タイプの駆除剤を使うのが効率的です。また、近隣住民に迷惑をかけないために、窓やドアを締め切って行いましょう。
3.玄関や廊下のゴミを片付けて導線を確保する
害虫駆除を済ませたあとは、玄関や廊下のゴミを片付けて導線を確保することから始めてください。
大量のゴミで溢れかえっているゴミ屋敷では、玄関にまでゴミが到達している可能性があります。玄関や廊下がゴミで塞がった状態では、ゴミや不用品を効率良く搬出できません。
ゴミや不用品を搬出できないのを見て、片付けを諦めてしまう場合があるので注意してください。
また、玄関から廊下までのスペースを確保することで、空気が流れるため部屋の換気もしやすくなります。
4.不用品と貴重品を選別する
一目見て明らかにいらないゴミを処分したら、不用品と貴重品を選別しましょう。
この際に、貴重品はとりあえず段ボールに、不用品は分別しながらゴミ袋に入れておくと作業がスムーズに進むためおすすめです。
また、捨てるかどうかをどうしても決められない場合に備えて、保留のものを入れる段ボールも用意しておいてください。保留のものはいつまでも残さないように、期間を決めて保管するようにしましょう。
5.ゴミを処分する
不用品と貴重品の選別が済んだら、仕分けたゴミや不用品を処分します。ゴミを処分する際は、あらかじめ調べておいた地域の処分方法に従ってください。
また、不用品の中に以下のいずれかがある場合は要注意です。
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらの製品は、家電リサイクル法を遵守して処分しなければなりません。処分する際は製品を購入した店に引き取りを依頼するのが基本です。
もし購入した店がわからない場合は、自治体ごとに決められた方法で処分します。
6.部屋の中を清掃する
すべてのゴミと不用品を処分したら、最後に部屋の中を清掃してください。
長年ゴミ屋敷の状態だった場合は、床や壁に汚れが染み付いているはずです。まずは掃除機を使って小さなゴミやホコリを取り除き、そのあとで床や壁を水拭きしましょう。
また、生ゴミが放置されていた場所は悪臭が残るため、害虫を呼び寄せる可能性があります。健康を害したり近隣住民に迷惑をかけたりしないように、中性洗剤を使ってしっかりと掃除するのがおすすめです。
ゴミ屋敷を片付ける際の3つのポイント
ゴミ屋敷を片付ける際の3つのポイントを紹介します。
- 明らかにいらないものから捨てる
- 1日あたりの作業はできるだけ短時間にする
- 自力で片付けられるかの判断基準を設けておく
それぞれ詳しく解説します。
明らかにいらないものから捨てる
ゴミ屋敷の中にはさまざまなものが混在しています。捨てるべきかの判断に迷って貴重な時間をロスしないために、まずは明らかにいらないものから捨てるのがおすすめです。
例えば、空のペットボトルや消費期限が切れた食品は、誰が見ても捨てるべきゴミと言えるでしょう。
必要か不要かを判断しなくても済むものから手をつければ、作業がスムーズに進みます。また、作業が確実に進んでいれば、モチベーションの維持も可能です。
1日あたりの作業はできるだけ短時間にする
ゴミ屋敷の片付けを自力で行う際は、1日あたりの作業をできるだけ短時間にしておきましょう。
根を詰めて一気に作業しようとしても、集中力が切れて片付けること自体を諦めてしまう可能性があります。
一方、1日あたりの作業時間を短く設定していれば、決まった時間だけ集中すれば良いので作業を続けやすいでしょう。
基本的にゴミ屋敷を短時間で片付けるのは困難なため、1日で片付ける場所を決めて計画的に作業を進めるのがおすすめです。
自力で片付けられるかの判断基準を設けておく
ゴミ屋敷を片づける際には、自力で片付けられるかの判断基準を設けておきましょう。
部屋の広さやゴミの量によっては、ゴミ屋敷を自力で片付けられないケースもあります。そのため、以下のように自力で片付けられるかの判断基準を設けるのがおすすめです。
- 部屋の広さが3DKよりも狭い
- ゴミが天井付近まで到達していない
- キッチンや洗面所などの水回りが機能している
- 片付けるゴミの種類は一般ごみである
- 部屋の中で住人が生活できている
基本的には判断基準の範囲を超えている場合は、ゴミ屋敷を自力で片付けるのは困難です。1人で片付けるのは無理と判断したなら、専門業者への依頼も検討しましょう。
1人で片付けられない場合は業者への依頼も検討しよう
1人でゴミ屋敷を片付けられないと判断した場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者には知識とノウハウがあるため、最短1日でゴミ屋敷を元の状態まで片付けてくれます。専門業者に任せれば依頼者がゴミを片付ける必要はなく、すべての作業を丸投げして問題ありません。
また、ハウスクリーニングに対応した業者を選べば、ゴミを処分したあとの清掃や消臭作業まで任せられます。
ゴミ屋敷の状態が自力で片付けられるレベルを超えているなら、専門業者に相談してみましょう。
ゴミ屋敷の片付けを依頼する業者の選び方
ゴミ屋敷の片付けを依頼する業者の選び方を紹介します。
- 出張見積もりに対応した業者を選ぶ
- 行政から許可を得ている業者を選ぶ
- ゴミ屋敷の片付け実績が豊富な業者を選ぶ
- ハウスクリーニングを提供する業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
出張見積もりに対応した業者を選ぶ
ゴミ屋敷の片付けを優良業者に依頼したいなら、出張見積もりに対応した業者を選ぶのがおすすめです。
ゴミ屋敷の片付け業者の中には、出張見積もりを行わないところもあります。しかし、現地調査なしの場合は、正確な見積もり額を提示してもらえないので注意してください。
また、見積書の内訳をしっかり確認して、疑問や不安な点があるなら業者に聞いておきましょう。
行政から許可を得ている業者を選ぶ
優良業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するには、行政から許可を得ている業者を選んでください。
一般家庭からゴミを回収するには「一般廃棄物収集運搬許可」が必要です。行政から許可を得ていない業者は法律違反であり、悪徳業者の可能性があります。
また、不用品の買取には「古物営業許可」も必要になるため、行政から許可を得ているかを確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の片付け実績が豊富な業者を選ぶ
安心してゴミ屋敷の片付けを依頼するには、ゴミ屋敷の片付け実績が豊富な業者を選ぶことも大切です。
多くのゴミ屋敷清掃業者では、公式サイトで作業実績を公開しています。実際の作業前と作業後の画像を確認できるため、依頼した場合のイメージがわきやすくなるでしょう。
また、SNSや口コミサイトを活用して業者の評判も確認しておくのがおすすめです。
ハウスクリーニングを提供する業者を選ぶ
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合は、ハウスクリーニングに対応した業者を選びましょう。
長年放置されたゴミ屋敷ほど、腐敗や害虫の発生が問題になります。そのため、健康や近隣住民への被害を考慮して部屋中の消臭や除菌が必須です。
ハウスクリーニングに対応した業者であれば、片付けと合わせて消臭や除菌も一緒に依頼できます。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリットは以下のとおりです。
- 短時間ですべてのゴミを片付けてもらえる
- 大型ゴミの処理手続きを行う必要がない
- 不用品の買取にも対応している
- ハウスクリーニングまで任せられる業者もある
それぞれ詳しく解説します。
短時間ですべてのゴミを片付けてもらえる
ゴミ屋敷の片付けを自力で行う場合、片付ける順番を決めて少しずつ行うことになります。
一方、業者に依頼した場合は、知識とノウハウをもつスタッフが対応するため最短1日での片付けが可能です。
業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すれば、自力で片付ける場合のように必要な道具の準備やゴミ処分のルール確認をしなくて済みます。
大型ゴミの処理手続きを行う必要がない
ゴミ屋敷の片付けでは、大型の家具・家電を処分するケースもあります。
しかし、粗大ゴミやリサイクル家電を処分するには手続きが必要であり、手間や時間がかかる点がデメリットです。
一方、業者に依頼すればゴミの処分だけでなく、すべての手続も代行してもらえます。自分で手続きをする時間が確保できない方にもおすすめです。
不用品の買取にも対応している
ゴミ屋敷を片づける過程で、リサイクルやリユースができる不用品が出てくる場合があります。不用品の買取に対応した業者に依頼していれば、不用品の有効活用が可能です。
また、不用品の買取額とゴミ屋敷の片付け費用を相殺できるため、トータル費用を抑えられます。
ゴミ屋敷の中に価値がある品が眠っているなら、不用品の買取に対応した業者に依頼しましょう。
ハウスクリーニングまで任せられる業者もある
ハウスクリーニングを提供する業者を選べば、ゴミを処分したあとの清掃まで任せられて便利です。
長年ゴミ屋敷だった場合、汚れや悪臭が家の中に染み付いてしまい素人では原状復帰ができません。特に賃貸では退去時に高額な修繕費が発生する可能性があります。
ハウスクリーニングに対応した業者に依頼すれば、入居したときのように部屋をきれいにしてくれるため安心です。
ゴミ屋敷の片付けはミライルまごころサービスがおすすめ
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- プライバシーを考慮して夜間作業にも対応
おすすめポイントを詳しく解説します。
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また、価値があるものは買取でき、ゴミ屋敷清掃やハウスクリーニングにかかった費用との相殺にも対応しています。
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そのため、ゴミ屋敷清掃を誰にも知られることなく完了させられます。また、人目につきやすい日中の作業を避けたい場合は、夜間の作業にも対応可能です。
ゴミ屋敷を片付ける順番に関するよくある質問
ゴミ屋敷を片付ける順番に関するよくある質問を紹介します。
- ゴミ屋敷を片付けるにはどんな方法がありますか?
- ゴミ屋敷の片付け費用はどれくらいですか?
ゴミ屋敷を片付けるにはどんな方法がありますか?
ゴミ屋敷を片付ける方法には、自力で行う方法と専門業者に依頼する方法の2種類があります。
片付けにかかる費用をできるだけ抑えるなら、自力で片付けるのがおすすめです。部屋の広さやゴミの量が問題で自力で片付けられない場合は、専門業者への依頼を検討してみましょう。
ゴミ屋敷の片付け費用はどれくらいですか?
ゴミ屋敷の片付けにかかる費用の相場は以下のとおりです。
間取り | 1R・1K | 1DK | 1LDK | 2DK | 2LDK | 3DK | 3LDK | 4LDK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
料金の目安 | 33,443円~ | 55,617円~ | 74,841円~ | 101,008円~ | 124,427円~ | 151,494円~ | 173,479円~ | 217,019円~ |
実際の費用は、処分するゴミの量や作業する地域によって異なります。ゴミ屋敷清掃を依頼する前に、地域の相場を把握することが大切です。
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また、不用品の買取も実施しているため、買取額と片付け・清掃にかかる費用の相殺も可能です。
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